大阪市浪速区の風俗トラブルで不起訴 美人局の共犯で逮捕されたら弁護士へ
Aさんは、大阪市浪速区に事務所を置くデリヘルXで、従業員の送迎を行うドライバーとして働いていました。
ある日、事務所に突然大阪府浪速警察署の警察官が訪れ、経営者のBさんとAさん含む従業員を恐喝罪の疑いで逮捕しました。
警察官曰く、Xは組織的に美人局をしており、Aさんもその共犯として疑われているとのことでしたが、Aさんは美人局について関与も認識もしていませんでした。
(上記事例はフィクションです)
【風俗店における美人局】
風俗店における美人局としては、店の経営者などと女性従業員が共謀し、女性従業員の誘いに応じて本番行為をした客から金銭を脅し取るケースが見られます。
風俗店では基本的に本番行為が禁止されており、それを破った場合は罰金を支払うものとされているところが多くあります。
そのことを理由に金銭を脅し取るのが、風俗店における美人局の特徴なのです。
美人局については、暴行または脅迫により相手方を畏怖させて金銭を交付させることから、恐喝罪に当たると考えられます。
風俗店での美人局が発覚し、組織的に美人局が行われていたと判断されれば、経営者だけでなく他の従業員までも恐喝罪を疑われることが少なくありません。
【嫌疑不十分による不起訴の可能性】
上記Aさんは美人局について全く認識がなかったようですが、組織的な美人局であることから関与を疑われています。
犯罪の成立には故意が必要ですから、美人局の認識がなかった場合には恐喝罪にはなりません。
この場合、裁判の前の段階で嫌疑不十分として不起訴処分を目指す活動が考えられます。
もし事件が不起訴で終了すれば、裁判のために不必要な拘束を受ける心配がなくなる等のメリットがあるためです。
ただ、このようなかたちで不起訴を狙うためには、取調べへの対応や検察官への交渉等、周到な準備に基づく弁護士の弁護活動が不可欠と言っても過言ではありません。
少しでも不起訴の可能性を高めるなら、弁護士に事件を依頼することをおすすめします。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、刑事事件専門の弁護士が、不起訴を目指して的確な弁護活動を行います。
美人局に関与したとして逮捕されたら、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
(大阪府浪速警察署 初回接見費用:35,400円)