京都府木津川市の風俗店盗撮録音事件 示談対応に強い弁護士
Aさん(40代男性)は、京都府木津川市にある風俗店に客として入店した際に、盗撮機器や録音機器を風俗店内に仕掛けたことが店員に発覚して、京都府木津警察署に通報された。
京都府木津警察署から取調べの呼出しを受けたAさんは、今後の取調べ対応や被害者対応などを相談するために、警察取調べに行く前に、刑事事件に強い弁護士との法律相談に行き、そこから示談交渉を含む弁護活動を依頼することにした。
(フィクションです)
~風俗店での盗撮・録音の刑事処罰とは~
盗撮行為をした場合、各都道府県の制定する「迷惑防止条例違反」や「軽犯罪法違反」によって刑事処罰を受けるおそれがあります。
ただし、「迷惑防止条例」では、各都道府県ごとの条文規定にもよりますが、「公共の場所」での盗撮行為が処罰対象とされていることが多く、「公共の場所」ではない風俗店内の個室での盗撮事件の場合には、「迷惑防止条例違反」に当たらない可能性もあります。
また、これとは別に、盗撮カメラを設置する目的などで、風俗店内に不法侵入したケースでは、「住居侵入罪」や「建造物侵入罪」に当たるとして、刑事処罰を受ける可能性があります。
他方で、録音行為をした場合、録音行為を直接に処罰する法律はありません。
ただし、相手方に無断で録音した際の事情によっては、「住居侵入罪」や「建造物侵入罪」に当たるおそれがあります。
風俗店盗撮録音事件で刑事弁護の依頼を受けた弁護士の弁護活動としては、事件早期の段階で、盗撮録音された被害者側や風俗店舗との示談交渉を行うことで、事件化の阻止や不起訴処分の獲得や刑事処罰の軽減を目指すものが考えられます。
今回の事例のような、警察に被害届を出される前の早期段階での弁護士の示談交渉により、被害届の提出を阻止したり、あるいは、検察官の起訴・不起訴の判断が出る前に被害者示談の話をまとめる等の、弁護士による早期解決が刑罰軽減のために重要となるのです。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、こうした風俗トラブルから刑事事件化するおそれのある事案についてのご相談も承っています。
風俗店盗撮録音事件の示談交渉にお困りの方は、弊所弁護士までお気軽にご相談ください。
(京都府木津警察署の初回接見費用:38,900円)