京都府木津川市の風俗店で業務上横領事件 示談交渉についての弁護活動
A女は、京都府木津川市内にある性風俗店に勤務する者であるが、性サービスを受けた客から受け取った金銭を、同店の店長Vに渡さずに、自ら使う目的で着服し、横領したとして、業務上横領罪の疑いをかけられてしまった。
当初、A女とVとの間で被害金額の弁償についての話し合いが行われたがまとまらずにいた。
Aは、このままでは被害届を京都府木津警察署に提出されるのではないかと心配し、どうにかVとの間で話し合いをまとめたいと思い、刑事事件の弁護活動に強い弁護士に、示談交渉に関して相談をすることにした。
(フィクションです。)
横領罪は、自分の占有する他人の物を不法に領得した場合に成立する犯罪で、業務上自己の占有する他人の物の場合には業務上横領罪として、10年以下の懲役の刑に問われることになります。
A女のように、風俗店のサービス料金を風俗嬢が一度預り、そこから店長等に渡すシステムであった場合、風俗嬢に一時的に料金を管理する権限があると解され、(業務上)横領罪と判断される可能性があります。
業務上横領罪を含む横領の犯罪は、一般的に、被害者の存在する犯罪ですので、被害者に対して被害弁償や示談交渉を行うことが事件の穏便な解決に向けて必要となります。
被害者としても被害弁償を最優先に臨むことが多く、また事件を公にしたくないとの判断から、早期の示談成立によって、被害申告がなされる前に事件を終わらせることができる可能性もあります。
もっとも、こうした示談交渉については、内容がきちんと定められていることが重要となります。
当事者間で適切な内容、額の示談をまとめ上げ、後から紛争を蒸し返されないように、不備のないものを作成する必要があります。
示談交渉については多くの専門知識やノウハウが求められるため、刑事事件の弁護活動に強い弁護士にご相談されることをお勧めします。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は、刑事事件の弁護活動に強く、業務上横領事件についての刑事弁護活動も多数承っております。
横領事件での示談交渉についてお困りの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
(京都府木津警察署への初回接見費用:38,900円)