兵庫県尼崎市でデリヘル嬢への監禁事件～当番弁護士と初回接見の違い
兵庫県尼崎市に住むＡは、ある日、デリヘルを利用したいと考え、自宅にデリヘル嬢を呼んだところ、対応したデリヘル嬢に異常な好意を抱いてしまいました。
そこでＡは、シャワーを浴びているＶの衣服を隠し、Ｖが外に出られないようにしました。
デリヘル店の従業員が、戻ってこないＶを心配して兵庫県尼崎東警察署へ連絡、Ａは駆け付けた警察官に監禁罪の容疑で逮捕されてしまいました。
（フィクションです）
監禁罪
今回のＡが容疑をかけられている監禁罪（刑法第２２０条）は、「不法に人を逮捕し、又は監禁した者は、３月以上７年以下の懲役に処する」という規定になっています。
監禁とは、人を一定の区域から脱出不能又は困難ならしめてその自由を奪うことであると解釈されています。
そして、監禁罪における監禁は、詐欺や脅迫などの無形的方法や不作為によるものであってもよいとされています。
今回のケースも、部屋を施錠するといった有形的方法ではありませんでしたが、人の羞恥心を利用して脱出の気力を失わせ、逃亡しえないようにしたということで監禁罪と判断されたのでしょう。
初回接見と当番弁護士
国選弁護人の請求は、勾留質問の際にされるため、逮捕されてから勾留請求がされるまでの７２時間の間には、当番弁護士を呼ぶことになります。
当番弁護士とは、弁護士会から派遣される弁護士のことで、初回の接見は無料となります。
しかし、弁護士会で当番待機となっている弁護士から選ばれるため、必ずしも刑事事件に強い弁護士が行くとは限りません。
この点、弊所の初回接見サービスでは、有料にはなりますが、必ず刑事事件に強い弁護士が初回接見に向かうことになりますし、今後の見通しなどもしっかりとたてることが可能です。
さらに、当番弁護士は無料ということもあり、要請が重なるとすぐに対応できない場合もあります。
その間にも取調べはあるので、アドバイスのないままでは不利な証言を取られてしまう可能性があります。
刑事事件において逮捕されてから勾留決定までの７２時間は、あなたやご家族の人生を左右しかねない大切な局面ですので、早めに初回接見の依頼をしましょう。
デリヘルなどの風俗店では、思わぬ犯罪に巻き込まれてしまうことがあります。
そんな時のため、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、フリーダイヤル０１２０－６３１－８８１にて刑事事件専門の弁護士の初回接見、無料法律相談のご予約を２４時間受け付けておりますのでお気軽にお電話ください
（兵庫県尼崎東警察署までの初回接見費用 ３７，０００円）
