風俗店の本番行為と刑事事件化 北九州市の風俗トラブルを弁護士に相談
福岡県北九州市にある風俗店を利用した会社員Aは、風俗のサービス提供中、風俗嬢Vに対して本番行為をしたいと申し出、Vは特に拒絶しなかったために本番行為をしてしまいました。
翌日、Aのもとに風俗店から電話がかかってきて、Aが利用規約を破ってVと本番行為をしたことについて示談に応じるよう求められ、示談に応じない場合には、福岡県八幡東警察署へ強制性交等罪での被害届の提出も考えると言いました。
AはVに対して性的暴行をしたとの認識はまったく無いため、腑に落ちないAは、刑事事件化の可能性について、刑事事件に詳しい弁護士に相談することにしました。
(フィクションです。)
日本では、風俗店等における金銭の授受を伴う性行為(本番行為)について、売春防止法により禁止されているため、風俗店は風俗嬢に対して本番行為を行わないよう指導しています。
しかし、風俗嬢も自分の生活のため、またはより効率よくお金を稼ぎたいとの思いから、指名をとるためや別途料金を貰うために本番行為を行っている風俗嬢もいるようです。
建前上「違法」である本番行為が事実上横行している中、利用客には本番行為が安易に許されると考える人もおり、この勘違いから本番行為の風俗トラブルへと発展してしまうケースもあります。
今回のAは、本番行為について、強制性交等罪での被害届提出を考えると言われています。
強制性交等罪は、13歳以上の者に対して暴行や脅迫を用いて性交等を行うことで成立します(13歳未満に対しては暴行や脅迫は不要とされています)。
本番行為に関する風俗トラブルでは、風俗店は「従業員を強姦された(強制性交等罪にあたる行為をされた)」という姿勢をとることが多いようですが、実際に殴る、蹴る、力づくで押さえつける等の暴行や脅迫の伴う本番行為でない限り、警察も当事者間での解決(示談)を尊重することが多いようです。
しかし、本番行為において若干でも乱暴な行為をしたと心当たりがある方は、刑事事件化リスクを知るためにも、刑事事件に詳しい弁護士に相談することが良いでしょう。
福岡県北九州市で、風俗嬢との本番行為で刑事事件化リスクにご不安な方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の法律相談または初回接見サービスをご検討ください。
(福岡県八幡東警察署への初回接見費用:41,540円)