風俗嬢が昏睡強盗 京都市伏見区の刑事事件に強い弁護士
京都市伏見区の性風俗店で勤務していたA子は、客の一人Vの相手をしていたときに、大金を持っていると自慢されました。
A子はその金の入ったカバンを奪ってやろうと思い、所持していた睡眠薬をVがシャワーを浴びている間にコップの飲み物に混入させました。
そして、熟睡しているVの横で大金を持って部屋を出て行ったのです。
目が覚めたVは、カバンとA子がいないことに気づき、京都府伏見警察署へ通報、後日A子は昏酔強盗罪で逮捕されることになりました。
(フィクションです)
昏酔強盗罪
昏酔強盗罪 刑法第239条
「人を昏酔させてその財物を盗取した者は、強盗として論ずる」
今回、A子はこの昏酔強盗罪の容疑で逮捕されています。
「強盗として論ずる」とは、強盗罪(刑法第236条1項)と同一の法定刑で処罰されることをいい、5年以上の懲役となります。
そして、昏酔強盗罪における「昏酔」とは、暴行以外の方法により、人の意識作用に一時的または継続的の障害を生じさせて、物に対する有効な支配を及ぼし得ないような状態を作出することをいいます。
そしてその方法としては、今回のケースのように睡眠薬を飲ませたり、大量のお酒を飲ませたりすることで眠らせるというのが一般的です。
その間に財物を盗取することにより、昏酔強盗罪が成立することになります。
風俗と刑事事件
風俗業界では、様々な人と関わることになるので、誘惑も多く刑事事件に巻き込まれてしまうことがあります。
さらに、性風俗店では、密室で二人きりになることも多いので、魔が差してしまうこともあるかもしれません。
このように風俗店は刑事事件が起こりやすい環境となっており、様々なトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。
もしも刑事事件で加害者になってしまったら、一刻も早く刑事事件に強い弁護士に相談、または逮捕されてしまった場合は初回接見を依頼するようにしましょう。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では風俗トラブル、刑事事件に強い弁護士が無料法律相談、初回接見を行っています。
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(京都府伏見警察署までの初回接見費用 36,800円)