【報道解説】兵庫県姫路市のデリヘル盗撮事件で懲戒処分

【報道解説】兵庫県姫路市のデリヘル盗撮事件で懲戒処分

兵庫県姫路市で発生した、公務員によるデリヘル盗撮事件示談解決について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所が解説します。

【報道紹介】

ホテルに呼んだ風俗店従業員の女性を動画で盗撮したとして、令和7年5月に逮捕された兵庫県姫路警察署巡査部長の男性(39歳)について、7月25日付で兵庫県警が減給10分の1(3カ月)の懲戒処分としたことが分かった。
男性は、同日付で依願退職した。
兵庫県警によると、男性は5月23日に、姫路市内のホテルで20代女性が性的行為をする様子をスマートフォンで撮影したとして、性的姿態撮影処罰法違反撮影)の疑いで現行犯逮捕された。
男性は容疑を認めている。
兵庫県警がスマホを調べたが、他に盗撮したとみられる画像や動画は確認されなかったという。
(令和7年8月22日に配信された「神戸新聞NEXT」より抜粋)

【デリヘル盗撮事件の刑事処罰とは】

無断で他人の性的な部位を盗撮したり、無断でわいせつ行為性行為の場面を盗撮した場合には、性的姿態撮影処罰法違反の「性的姿態等撮影罪」に当たるとして、刑事処罰を受けます。
性的姿態等撮影罪の刑罰の法定刑は、「3年以下の拘禁刑又は300万円以下の罰金」とされています。

【デリヘル盗撮事件の示談解決】

盗撮事件は、被害者のいる犯罪となるため、被害者との示談交渉がうまく進んで、被害者から許しを得られるような示談が成立したような場合には、事件の起訴不起訴の判断をする検察官に示談成立の事情が伝わり、刑事処罰の軽減や不起訴処分の獲得に繋がることが期待されます。

ただし、盗撮事件の被害者は、加害者側に恐怖心や不信感を抱いているケースが多く、また、捜査機関側も加害者側による口封じが行われるおそれを警戒するため、加害者と被害者の直接の示談交渉が認められるケースが少ないです。
そこで、刑事事件に強い弁護士を依頼して、弁護士が被害者との間を仲介する形で、加害者側の謝罪と慰謝料支払いの意思を伝えて、示談交渉活動を進めることが重要となります。

盗撮行為をして逮捕された際には、または、警察取調べの呼び出しを受けた際には、刑事事件に強い弁護士に法律相談していただければ、まずは弁護士が実際の盗撮事件の具体的な犯行状況をお聞きして、その盗撮態様のケースにおいては、どのような刑事捜査を受けるかを検討した上で、今後の刑事処罰の見通しや、警察取調べの供述対応のアドバイスをさせていただきます。

まずは、デリヘル盗撮事件が発生してから、できるだけ早期の段階で、刑事事件に強い弁護士に法律相談することが重要です。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、逮捕当日に、逮捕されている留置場に弁護士を派遣する、弁護士初回接見サービスのご依頼も承っております。

兵庫県姫路市デリヘル盗撮事件でお困りの方は、刑事事件を専門に扱っている、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の評判のいい弁護士にご相談ください。

 

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