客による風俗嬢への暴力犯罪 福岡県小郡市の刑事事件で逮捕は弁護士へ

客による風俗嬢への暴力犯罪 福岡県小郡市の刑事事件で逮捕は弁護士へ

会社員のAは、デリヘル店のサービスを利用し、福岡県小郡市のラブホテルで風俗嬢Vと待ち合わせし、ホテルへ入りました。
ホテルの部屋へ入った後、AとVはプレイの合意内容と料金についてトラブルとなり、口論の末に逆上したAが果物ナイフでVに切りかかり、Vは頬や腕に切り傷を負いました。
Vは必死で抵抗し、Vの通報に駆けつけた福岡県小郡警察署の警察官によって、Aは殺人未遂罪の疑いで現行犯逮捕されました。
警察の調べに対し、Aは「刃物を振り回して脅すつもりはあったが、殺すつもりはまったくなかった」と、殺人の故意を否定しています。
(平成30年6月14日産経ニュースの記事を元にしたフィクションです。)

犯罪心理学の一説では、密室等の空間的に特定された場所では暴力犯罪が誘発されやすい傾向があると言われており、特に、主に男性客と1対1で向き合い風俗嬢は、暴力犯罪の被害者になりやすいと言われています。
また、客が店に出向く形態の風俗店とは異なり、デリヘルでは第三者の監視が届きにくい利用客の自宅やホテル等でサービスが行われることが多く、このような暴力犯罪を未然に防ぐことは難しいと言えるかもしれません。

上記事例では、Aは、傷害の故意はあったものの殺人の故意はなかったと供述しており、今後、Aに弁護士がつく場合には、殺意の故意を否認し、殺人未遂罪から傷害罪へ切り替える方向での弁護活動が行われると予想されます。
ただ、判例によれば、殺人罪における故意とは、自分の行為によって被害者が死に至る可能性がありながらも、それを認容することで足りると解されており、どのような態様でナイフを切りつけたか等の事情次第では、未必の殺人の故意が認定される可能性は低くないでしょう。

このように、暴力犯罪の刑事弁護活動を行うため、その見通しを判断するためには、専門的知識が必要です。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件を専門的に取り扱う法律事務所です。
福岡県小郡市で、風俗嬢に対する暴力犯罪逮捕されてお困りの方、風俗トラブルが刑事事件化してお悩みの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士による、無料法律相談又は初回接見サービスをご利用下さい。
福岡県小郡警察署への初回接見費用:39,200円

 

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