風俗トラブルは、時に個室などの外から隔たれた密室で起こったり、また時に店舗側が口裏を合わせて被害申告をしたりすることがあり、「自分は無実なのに、相手側が被害を受けたと言えば、自分が何を言っても信用されないのではないか」と思われる方もいるかもしれません。
しかし、そのような場合であっても、こちらの言い分を補強する証拠があったり、相手の証言の信用性を争える場合があります。
身に覚えのない風俗トラブル事件の被疑者となってしまっても、あきらめてはいけません。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、無実・無罪なのに風俗トラブル事件の被疑者・被告人とされてしまった方に対して、取調べ対応について適切なアドバイスをし、また、捜査機関側が集めた証拠の緻密な検討、無罪を証明する証拠の積極的な収集などの弁護活動により、無実・無罪を証明するためベストを尽くします。
なぜ冤罪事件が起こるのか
冤罪とは、無実であるにもかかわらず、犯罪者として扱われて有罪判決を受けてしまうことをいいます。冤罪事件は絶対にあってはならないことですが、判断をするのが人である以上、間違いにより冤罪事件を生んでしまう可能性はあります。
冤罪事件の主な原因の一つと考えられるのは、被疑者・被告人が、本当はやっていないのに「やりました」という嘘の自白をしてしまうことです。
それではなぜ、被疑者・被告人はやってもいないのに嘘の自白をしてしまうのでしょうか。
自白は、昔から重要な証拠とされてきました。
このように自白が重要視されてきた結果、警察などの捜査機関は、自白を得るため以下のような方法で取調べを行うことがあります。
- 長時間・連日に及ぶ取調べ
- 暴力的、脅迫的な態度で取調べ
- 取調官が「他の人もお前がやったと言ってる」などと述べ自白を誘導してくる
- 自白すれば早く外に出られる、不起訴になる、執行猶予になるなどと述べ自白を誘導してくる
こうした取調べは違法である可能性がありますが、取調べの違法性を証明することは容易ではなく、一旦自白すると、おおよそ被告人の有罪であることを決める重要な証拠として採用されてしまいます。
こうした嘘の自白は、逮捕後の長時間・連日の取調べなどで、逮捕された人が精神的に追い込まれている時に、上記のような違法・不当な取調べに屈してしまってなされることが多いです。
一旦自白調書が作成されてしまうと、後に控えている裁判で「あの自白は嘘でした」と言っても、なかなか認められにくい現状があります。取調べは密室で行われるため、たとえ違法な手法で行われたとしても、それを裁判で証明することは容易ではないのです。
このように追い込まれて嘘の自白をしてしまわないためには、早い段階から弁護士をつけて取調べ対応のアドバイスを受け、適切に対応していくことが必要です。
無実・無罪を証明するための弁護活動
取調べ対応についての適切なアドバイス
特に事実に争いがある事件の取調べでは、ある事情が自分にとって有利であるか不利であるか、それぞれの事情について捜査機関に話すべきか黙秘すべきかなどの判断が重要です。そのような判断にあたっては、捜査の進展状況、他の証拠との関係なども考慮した上での慎重な判断が必要です。
無実・無罪であるのに突然犯罪の疑いをかけられ、取調べを受けることとなった方は、動揺されていることや、専門的な知識がないことなどから、１人で上記のような慎重な判断を適切にすることは困難かと思います。
また、犯罪の疑いを持っている捜査機関に対して、根気よく無実・無罪を主張したり、黙秘を貫くということは、心理的な負担が大きいものです。とりわけ、逮捕されて外部と隔絶された状態ともなると、精神的に追い詰められてしまい、やってもいないのに嘘の自白をしてしまう危険があります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、取調べ対応の豊富な経験から、状況に応じて適切な取調べ対応のアドバイスをします。
また、逮捕されてしまった方であれば、弁護士が頻繁に留置場へ会いに行き、取調べ対応のアドバイスをしつつ、根気よく無実・無罪を主張したり、黙秘を貫くための精神的な支えとなります。
違法・不当な取調べを阻止して自白してしまうことを防ぐ
現実問題として、捜査機関は自白を重要視しがちです。
そのために、違法・不当な取調べをする取調官も中にはいます。
そのような取調べに屈してしまい、やってもいないのに自白をしてしまった場合、その自白を後の裁判で覆すことは困難を伴い、冤罪につながりやすくなります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、違法・不当な取調べに対しては、抗議をして戦い、嘘の自白をとられないよう活動します。
既にしてしまった自白が嘘であったことを証明・主張する
もし嘘の自白をさせられてしまったら、すぐに弁護士に相談してください。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、その自白が違法・不当な取調べによってとられたものであることを粘り強く主張して、嘘の自白が裁判で証拠として採用されないように活動します。
捜査機関が集めた証拠を緻密に検討し、その信用性を揺るがす
捜査機関が、一見あなたが犯罪を犯した者であるかのような証拠を集めていたとしても、よくよく検討をすれば、証拠としての信用性がなかったり、裁判で有罪を立証するほどの力を持った証拠はないといった事情が見えてくることがあります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、捜査機関が集めた証拠について、豊富な経験を生かした緻密な検討をして、その証拠の信用性・評価について争い、無実・無罪を主張します。
無実・無罪の証拠を集める
アリバイ証拠などがわかりやすいかとは思いますが、無実・無罪の証拠を集めることができれば、嫌疑不十分での不起訴や、無罪判決に近づきます。
もっとも、無実・無罪の証拠として有力な証拠を探すことは、難しい場合がほとんどです。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件を専門として扱い培ってきたノウハウや、自由な発想により、有力な無実・無罪の証拠としてどのようなものがあるか検討し、それを集めるための活動をします。
風俗トラブル事件で無実・無罪を証明してほしい方、お悩みの方はいつでも弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
風俗トラブル事件に精通した弁護士が、「無料相談」を行います。身近な方が逮捕された事件の場合、最短当日に、弁護士が直接本人のところへ接見に行く「初回接見サービス」もご提供しています。
